諏訪湖の神々をたどる(5)
諏訪大社上社・前宮と本宮のちょうど中間点に、神長守矢家がある。神長守矢と書かれた表札のある門を入ると左手に、祈祷殿がある。神長守矢はこの祈祷殿に篭って一子相伝で伝わってきた祈祷法で祈祷を行った。

神長守矢家祈祷殿
この先にあるのが、神長官守矢資料館だ。ここに守矢家が取り仕切ってきた神事や伝わってきた道具などが展示されている。前宮・十間廊で行われる御頭祭に出される贄としての鹿の首やウサギの串刺し、そして料理と言っていいのか、鹿の脳と肉の和え物、イノシシや鹿の皮焼きなどが展示される。
御柱祭のときに、見立てをした木に打ち込んでご神木になったことを表す薙鎌、そして守矢家に伝わる筒型のサナギ鈴など神事に使われる道具も展示されている。
この建物はこの土地の出身で建築史家の藤森照信氏の設計による。
このいきさつについてはご本人の著書タンポポ・ハウスのできるまでに詳しく書かれている。タンポポ・ハウスとはご本人が自ら設計して建てた家で屋根にタンポポが植わっているというものだが、その中で自身の家を建てる前に、依頼されて設計した神長官守矢資料館のことが書かれている。

藤森氏設計の神長官守矢資料館正面

神長官守矢資料館遠景
以前、ここに来たときに、ここの歴史とこの建物の両方に興味があるということを資料館の人に言ったところ、藤森氏がつい最近も会議でここに来ていたことや、屋根を葺くのに使った鉄平石を見せてくれて、持たせてもらったりした。そして、ここからすぐ近くに藤森氏が面白い茶室を建てたことを聞いて見に行った。何かの雑誌でそのことは知っていたのだが、それがここにあることはそのときは知らなかった。
木の上にある茶室。
今回も見に行った。
鬼太郎でも出てきそうな茶室。無事に木の上にあった。

藤森氏設計の茶室
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コメント
こんにちは。お久しぶりです。
恥ずかしながらねこあなさんのBlogで藤森照信氏の建築初めて知りました。
屋根を貫いている柱の先がとても面白いですね。
それと木の上にある茶室!!
是非覗いてみたくなりました。中には入れるのでしょうか?スリルあるお茶会ができそう。
投稿: 玉露 | 2006/09/10 10:34
玉露さん、こんにちは。
茶室は個人のお宅なので、勝手に中には入れないです。
藤森さんのお友達なら別ですけどね。それなりに揺れるようです。
あとこちらにも新たに木の上の茶室ができてます。
http://www.galerie-yoshii.com/etc/
こっちはもしかしたら入れるのかもしれませんが、ちょっとわかりません。
投稿: ほんのあなろぐ | 2006/09/10 11:34
早速ページをクリックして拝見しました。
遊び心満点の茶室ですね。
是非行ってみたくなりました。
嬉しい情報をありがとうございます。
投稿: 玉露 | 2006/09/10 21:24
はじめまして。カミタクと申します。
私が運営するホームページ「温泉天国・鹿児島温泉紹介!」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/kagoonin.htm
内のサブ・コンテンツ「神長官守矢史料館訪問記」
http://homepage2.nifty.com/kamitaku/NAGANO05.HTM
から、貴記事にリンクを張りましたので、その旨報告申し上げます。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
投稿: カミタク(リンク先は「神長官守矢史料館訪問記」) | 2009/09/21 00:59
カミタク様。はじめまして。
コメントありがとうございます。
またリンクしていただきありがとうございました。
ホームページ拝見しました。
充実したページで感服しました。
読み切れないので、また読ませてもらいに行きますね。
投稿: ねこあな | 2009/09/23 17:40