京都取材旅行記第五回

京都駅のクリスマスツリー:京都取材旅行第五回(9)

二尊院で来春出る本のためのすべて取材が終了した。
長かった京都詣でもこれでおしまいだ。

ツレのたってのリクエストで、帰りに清凉寺境内の茶屋に寄って、あぶり餅を食べた。
あぶり餅は今宮神社が有名だが、ここにもあることを始めて知った。
親指大の餅を細い串にさして炭火であぶり、甘めの白味噌をからめたもので、香ばしくておいしい。

そして京都駅に戻った。駅には巨大なクリスマスツリーが飾り付けられていた。

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京都駅のクリスマスツリー。

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二尊院、紅葉の馬場:京都取材旅行第五回(8)

二尊院は紅葉の馬場で知られる。
しかし、その日、既に紅葉の馬場の紅葉は既にほとんど終わっていた。
それでも白い築地塀の紅葉はまだその美しさを誇っていた。

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紅葉の馬場。残念ながらほとんど終わっていた。

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石垣から落ち葉の上に水が落ちる。

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境内から小倉山への石段を登っていくと、藤原定家が百人一首を選定した時雨亭とされる跡がある。
そこからは嵯峨の家並みを望める。

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宝筐院の紅葉尽くし:京都取材旅行第五回(7)

翌朝、嵯峨嵐山駅で降り、歩いて宝筐院へ。
清凉寺のすぐ近くにあるこの寺は、何度も通ったことのある道に面しているのに、ここにこんないい寺があることに気がつかなかった。
小さな寺だけれど、ここの紅葉はすごくいい。
京都の紅葉の美しさをもっともよく象徴しているのではないだろうか。

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赤い葉で埋め尽くされた地面の美しいこと。

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苔の上にも紅葉が降り注ぐ

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本堂から外を見る。

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五条:京都取材旅行第五回(6)

法然院を出た後、タクシーを拾って三条京阪駅付近で降ろしてもらった。

ふた昔ほど前の刑事ドラマで車が崖から転落するシーンになると、いままで新車だったはずの車が突如、くたびれた古い車に変わり、崖下へと転落し爆発炎上するというのがよくあった。
乗ったタクシーというのがちょうどその崖から落ちていくときに変わる身代わりの車のような年代物だった。
ドアの金属部分はヤニ色に変色し、インパネ部分の黒いプラスティックは白っぽくなっている。
しかし、さすがタクシーだけあって、よく整備されていて、エンジンは良く回っていた。
寡黙で渋めな感じの運転手さんが大事に使っている感じが伝わってくる。

さて、三条でタクシーを降りてからは、坂本竜馬が住んでいた酢屋と池田屋の跡などを撮影し、それから宿に向かった。土曜の夜にはとれなかった宿も、日曜の夜なら京都市内で予約ができた。
初めての宿になるが、五条にあるアランヴェールホテル京都

割と新しいホテルで、最上階には展望大浴場がある。
部屋はきれいでそこそこ広くて落ち着ける。
ホテルの周りにはあまり飲食店がないが、ホテル内にレストランがある。
それに一駅で京都駅と四条烏丸のどちらにも行けるので、いざとなれば電車に乗ればいい。
ロビーの新聞は部屋に持っていって読んでもいいというのもうれしい。
室内にはホテルの(たぶん)女性従業員の人たちの手書きの京都案内が置いてある。月一回程度の発行で、毎回京都のどこかに行って、その様子を絵や写真入りでレポートしている。数年前からやっているので、既に相当な厚さになっている。
こういう手書きの文章を編集業界では書き文字というらしいが、編集者のツレが良く出来ているとしきりに感心していた。
新たな常宿を発見した。

ちなみに、夜はホテル内のレストランに行った。7時ごろに行ったらスーツの集団が座席の半分をほどを占有していた。満席ということだったので、その場で8時に予約して再び出直した。お味の方は悪くはないとだけ言っておこう。それにしても、日曜の夜に何の集団だったのだろうか。

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法然院の茅葺の門:京都取材旅行第五回(5)

永観堂から哲学の道を北上し、途中から東山に向かうと法然院がある。
寺の前は住宅街だが、寺への石段は山の中に分け入って行くようだ。

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法然院の山門。苔の生えた茅葺の山門にも紅葉が降りしきる。

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山門を入ると白砂壇が左右にふたつある。白砂壇は水を表し、この間を通ることで心身を清めることを意味するという。

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石段には濡れ落ち葉が。


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紅葉の永観堂:京都取材旅行第五回(4)

翌日、天気は雨。ホテルで傘を買い、新大阪から京都に向かう。
地下鉄東西線蹴上駅で降り、南禅寺の境内を横切りつつ永観堂へ。
南禅寺境内の紅葉もきれいだったが、永観堂もすごい。

何度か来たことがある永観堂だが、紅葉シーズンに来るのは初めてだ。
普段は建物の中に入らない限りは拝観料不要だが、この時期は境内に入るところで料金を取っている。
しかし、お金を払って入るだけのことはある。
さすが「紅葉の永観堂」。

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南禅寺境内の紅葉と苔のグラデーション。

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鴨の泳ぐ永観堂境内の池。

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昔のゆがみのあるガラス越しに見る。

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新大阪へ:京都取材旅行第五回(3)

東福寺を出た後、JRに乗り新大阪に向かった。
この日の宿をどうしても京都にとることができずに、新大阪のホテルを予約してあったのだ。
京都駅から東海道本線新快速で30分かからずに新大阪駅に到着。

新大阪で乗り換えたことはあるが、外に出るのは初めてだ。改札を出るととたんにビジネス街風な殺風景な景色となる。
その日泊まったのは新大阪ステーションホテル

周囲が殺風景なのでなんとなく殺伐とした雰囲気がある中に建つ小さなホテルで、初めは失敗したか?と思ったが、部屋に入ってみると、部屋は広めで割りと最近、改装したようできれいだった。ただ、ユニットバスが狭かったのが難。

周りに店がないようなので、チェックインしたときに夕食を食べられるところを聞いてみたところ、駅ビルに行ったほうがいろいろ選べてよいとのこと。

なので、夜は再び新大阪駅に戻り、うどん屋に入った。
ホテルの朝食はひとり450円とリーズナブルで、和食と洋食が選べる。

ただ、旅行気分を壊さないことを考えたら一駅隣の大阪駅周辺にした方が良かったかもしれない。

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東福寺の庭:京都取材旅行第五回(2)

東福寺には昭和の庭師・重森三玲氏の庭がある。

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東福寺方丈。重森三玲氏作の庭。北斗七星を表している。
見よ。このぶっとんだ表現を。

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東福寺・龍吟庵の龍吟庭。同じく重森三玲氏作。
体をくねらせた龍が海から出でようとしてる。
竹垣には稲妻の模様が編まれている。

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東福寺塔頭・芬陀院(雪舟寺)。
茶室・図南亭を復元した恵観堂からの景色。

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東福寺紅葉と虹:京都取材旅行第五回(1)

12月3~5日の間、来春出す本に載せる紅葉写真を撮りに行った。
東京だと紅葉する前に枯れてしまったような茶色い葉が多く、京都は大丈夫か?と思いながらの出発だったが、そんな心配はまったく無用だった。
さすがは京都。改めて京都の紅葉の美しさを認識した。
本当にきれいだった。

初日は東福寺に行った。

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紅葉の絨毯

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紅と緑の競演

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虹も出た!

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